「剣ヶ峰」 創富士宮山岳会創立六十周年記念号      

                         発刊2016年3月

 

目次  巻頭言

    登頂100高峰写真

    概念図

  Ⅰ 創立六十周年記念行事   その1「日本百高峰登山」

(基準は国土地理院の「日本の山岳標高一覧」より)

  Ⅱ 創立六十周年記念行事   その2「富士山の全登山道とバリエーションルート」

富士山各登山道の魅力

・山頂への登山道(富士宮口・御殿場口・須走口・吉田口)

・すそ野の登山道(富士山三古道・その他の登山道・

富士山お鉢めぐり

バリエーションルート(執丈流し・大沢左岸・大沢右岸・七太郎尾根・小御岳流し・屏風尾根)

お中道

富士宮口下山道の現状

  資料 ・富士山剣ヶ峰大沢源頭部入山者一覧

     ・富士山の遭難救助協力と山岳会一覧

     ・日本百高峰登頂者リスト(原則)記念行事実施の近年3年間)

     ・富士宮山岳会の60年の歩み(海外登山と合宿の記録)

 

解説  昭和32年に富士宮に登山愛好者が創立した富士宮山岳会です。当初は縦走中心の山行から始まり、登山界の流れを反映し、岩登り中心の活動へ移行していった。やがて、日本の岩場の初登競争に加わり、北岳バットレスの四尾根大ハングルートや二尾根フランケン、甲斐駒ヶ岳左ルンゼ冬季など多くのルートに足跡を残して来た。海外の山では、会遠征としてヨーロッパのピッツ・バディレ北壁、ネパールのプモリやアマダブラムなどがある。その世代が一線を退き、会員数の減少、活動の停滞するなか、地道に地域山岳会として地域の登山愛好者への輪を広げ、富士山などでの安全登山指導を実施する努力する、オールマイティーな登山活動する地域山岳会として存続。地元富士山では、各種コースへの登山実践と一般登山者への安全登山の呼びかけ、天子山塊の縦走路の草刈りなども実施しながら今日に至っている。三十周年、五十周年、この六十周年では、記念行事と記念誌を発行してきている。